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住宅建築雑学考【by パルパル大先生】CONCEPT

1350年間で日本の木造建築は進歩したのか?

法隆寺まず、「世界最古の木造建築は?」と言う質問に、
大抵の方は、 法隆寺と 答えられると思います。
では、建築されたのはいつ頃だと思いますか?
資料によると7世紀とされ、1350年ほど経っていて、
世界最古の 木造建築物とされています。
では、この約1350年前の建物と現代 の建築物を比較してみて、
果たして進歩しているのでしょうか?
実際に法隆寺が1350年もの間、地震や災害に耐えて来た事実を考えると、
私は、「現在の建築物は進化どころか、構造的には、
むしろ退化し ているのでは?」なんていつも考えてしまいます。
また、こんな事を言っ ている専門家もいます。
それは、現在の建物の 基準になっている建築基準法は
日本の独立前(占領下)に制定(昭和25年)されたものです。
それは地震のあまりないアメリカの 意向が含まれており、
1000年以 上培ってきた、伝統的な工法は、 この時出来なくなり、
欧米的考えの入 った現在の木造軸組工法(在来工法)になったのだと。
一級建築士の私が言うのもなんですが、一理あるのではと思うくらいです。
ちなみに、 建築士法も同じ時に制定され、
法案をGHQに同時に認めてもらう事が難しいとされたのを、
時の建設大臣(後の総理大臣)の田中角栄氏が、
議員立法と言う方法で成立まで持っていったとか・・・
それで一級建築士第1号は、田中角栄氏という 話を良く聞きますがどうもそれは、
ウソのようです。
(田中氏が一級建築士なのは本当です。)

最後にもう一つ、最新の日本の耐震構造建築物と言ったら皆さんもご存じの
スカイツリーを思い 浮かべるでしょう。
そのスカイツリーの耐震構造の基本的考えは、
法隆寺の五重塔からヒントを得ていると言う事を聞いたことも有ると思いま す。
実はスカイツリーは1350年間耐えた法隆寺の五重塔と同じ
「芯柱構造:中心に柱を建て建物の免震に寄与する構造」なんです。
そんなことを考えると・・・
やっぱり木造建築は退化しているのかなぁ・・
建築基準法はともかく、
一級建築士の 私の言うとおりにすれば大丈夫です。
保証もします!!(汗)・・
今日はこの辺にしましょう。


東京スカイツリー

バナースペース

住宅建築雑学考について

住宅建築雑学考は、パルパル大先生の
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