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住宅建築雑学考【by パルパル大先生】CONCEPT

住宅を起源とする「ことわざ」!

うだつ住宅用語や大工用語などの建築用語が元になった
「ことわざ」や「慣用句」が、
日本語の中に沢山ある事をご存知でしょうか?
最近、良く聞くのは、
例えば、『うだつがあがらない』なんて言葉でしょうか?
そうです、ご存知の方も多いと思いまずが、
この『うだつ』は、写真にある、
隣地からの火事を防ぐ屋根に突き出た壁
(ファイアーストップ;防火壁)の事を言います。
また、棟木を支える棟束の事も『うだつ』と言いこちらから
来ていると言う説もあります。
この他にも、由来の説があります。
より身近かな言葉では、
例えば
『釘』;糠に釘、
『束』(土台や梁を支える短い柱のような材);束の間、
『縁の下』;縁の下の力持ち、
『鎹』(カスガイ;二つの材を止める金物);子はカスガイ、
『羽目』(板を並べて張ったもの);羽目を外す、
など、
何気に、いつも使っている言葉が、皆さんの知らない住宅、
建築用語から由来している場合が多いわけです。
そこで今回は、その中でも、「束の間」と「羽目を外す」について、
考えてみましょう。
「束の間」とは『本の一瞬』とか『ごく短い時間』を表しますが、
この由来は、何処から 来ていると思いますか?
これは、先ほど、束とは、土台などを支える短い材の事を
言うと言いましたよね。
そうです、この、束の支える2つの材料の間は、
柱などに比べ大変短いのです。
具体的には、どうでしょう、一般的な住宅で柱の場合、
梁と土台を繋ぎますが、 その間は約2.5m以上それに比べ束の場合、
地盤(もしくは、台座、ピンコロ)と
土台の間は約20cmから30cmぐらいでしょうか。
色々と書きましたが納得できましたでしょうか?
次に「羽目を外す」についてですが、
この意味は、愉快なお父さんならわかりますよね?
では、由来は…………
これにも、色々説がありますが、
私が考えるに、羽目板材と言う同じ幅の無垢板材を並べて
貼る内装材がありますが、
(パルのオススメで得意な工事です。
オリジナルの無垢サワラ材の羽目板もあります。)
この羽目板を1枚でも外してしまったら、しまりませんし、
当たり前ですが、かっこわるいし、 お客さんに怒られます。
そう言うことだと思います。
他の説に、柔道場の壁には、良く羽目板が、張ってあり、
言うことを聞かない男が度が過ぎて相手を投げると壁に当たり板が、
外れることがある。
故に度が過ぎる事を表すとか?………
こちらの説は、ドラマの柔道場一直線の見過ぎだとおもいます。
ちと古かったですかね。
今回はこの辺でお開きと言うことで………
え?うだつがあがらないの由来の意味を聞いていないって?
スペースが無いので、ご自分でお調べになるか、
直接私に聞いてください(^_^)a 。
うだつの上がらないやつですって?………
では、お後がよろしいようで。




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住宅建築雑学考について

住宅建築雑学考は、パルパル大先生の
たわごとであり事実に基づいていない
場合もあります!