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住宅建築雑学考【by パルパル大先生】CONCEPT

異様な登録有形重要文化財の話し

異様な登録重要文化財この間、深谷のお客さんのところに打合せに行った帰りにふと、
車の中から異様な 建物が 見えた。
なぁ〜にかなぁ〜?と思い。
近づいてみると その建物は畑の中に・・・
狭い道を入って行くにつれこの建物は、
「だだの建物」ではないと確信した。
やっと、たどり着いてみると写真の様な建物で、
5階の様な、6階のような住宅の ような、
倉庫のような・・
でも、カーテンついてるし住宅だな!!
でも、玄関がな いような・・・
あっても、小さいの一つだな・・
表札もついている!
えぇぇぇぇぇ!
住宅で6階建!!!
でも、RC(コンクリート造り)で朽ち果てそうな感じで、
鉄筋も出てきそう・・・
だいじょびかしら?
でも、ラーメン構造(注)だし・・・
そして、えぇぇぇぇぇ!
なんと、門扉に立派な銅のプレートが!!
そこには、国の登録有形重要文化財!
とあるじゃあ〜りませんか!!
そこに、「この建造物は貴重な国民的財産です・・・文化庁」
とある。
うっそぉおうぅう〜!
会社に戻ってから調べたら、旧陸軍の施設で
昭和9年に建てられた、
当時としては画期的な鉄筋コンクリート造の
ラーメン構造なのだそうだ。
高さもこんな田舎にして(失礼)18mもあり、
6階建てだそうな。
水道塔や松根油の精製所やらと形を変え、
なぜだか今は個人の住宅になっているそうな。
やっぱり、「ただの建物」ではなかったな。

(注)
ラーメン構造:食べるラーメンじゃないですよ、
太い柱と梁を剛接合した建物の事です。
また、国の登録有形文化財については、
ホームページで情報が見られます。




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住宅建築雑学考について

住宅建築雑学考は、パルパル大先生の
たわごとであり事実に基づいていない
場合もあります!